胃カメラの有効性について

我が国の平均寿命は、世界一を更新し続けています。食や生活習慣の素晴らしさはもちろんですが、一番は医療の発展ではないでしょうか。日本人の三大死亡原因と言えば、がん・脳卒中・心筋梗塞です。これはずっと変わっていないのですが、死亡率はグンと下がっています。最たる例が、がん検診の充実です。とりわけ日本人に多いのが胃がんですが、バリウムとカメラの性能が良くなり、より早期発見が可能になりました。また従来までは検査に苦痛があったのですが、管が細くなったことと麻酔が良くなったことで、ほぼ苦痛はなくなりました。カプセル型のカメラの開発も進んでいますし、将来的には苦痛はゼロになります。その臓器としての性質上、カメラを飲むのが最も効果的な検査方法です。あなた自身もそうですが、大切な家族を守る為に検査を推奨します。

胃カメラが苦手な人の苦痛

胃カメラを数年前に一度だけ体験したことがありますが、それは今まで病院で体験した検査・治療の中で最も苦痛でした。理由はのどが敏感であること。元々喉が敏感で幼少の頃、母親に耳掃除をされただけでも喉が刺激されて咳き込んでしまっていたものでした。そんなわたしが病院で排泄物の色に違和感を覚えて相談したところ、胃カメラをやってみましょうかという話になり、今回の体験談が生まれました。処置はまず麻酔を注射され、口の中からのどにかけての感覚がなくなります。十分に効果が出たことを確認し、寝台に案内されて仰向けに寝かされます。そして医者の手でホース上のカメラが口の中、喉、食道、胃の順に侵入しますが、のどが敏感な人間はそこで激しく咳き込んでしまいます。それも絶える間もなく。やがて涙が咳と共に吹き出し、終わったころには顔は酷いものでした。大人の男となってからほぼ初対面の人々の目の前で泣き顔をさらしたのは後にも先にあれだけです。それからというもの、食事に関して非常に注意して生活するようになりました。

胃カメラと今後の検査体制について

胃をカメラでみる検査といえば、人間ドックで嫌われる検査の一つとして有名なところでありますが、昔に比べたら、だいぶ小型化されてきていて、これが苦手な人も、対応できる割合が増えてきているところでもあります。しかしながら、最近、特に注目されているものとしてあるのが、せん虫を使ってのガン検査ができてしまいます。これは、せん虫が、ガンの臭いを好むという性質を発見したことにより、人の尿とせん虫をあわせるだけで、95%くらいの確率でガンを特定できます。しかも、あらゆるガンに対応しているということで、これが、実用化されたあかつきには、これまで、長時間の検査と色々な機械を使っての苦しいものがなくなるということで、かなり期待されています。これにより、早期発見のメリットも期待できることから、多くの命が救われる可能性があり、ちまたでは、早くもノーベル賞確実とまで言われています。